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■回路図設計ツール:OrCAD Capture
OrCAD Capture CIS(Component Information System)は、従来のOrCAD Capture(オアキャドキャプチャー)製品に部品のデータベース管理機能を追加したシステムです。昨今のITインフラ整備により、技術(設計・生産)部門と経理部門、資材部門の各システムのデータベース化と情報の共有化は必須課題となりつつあります。
OrCAD Capture CISはこのようなニーズに答え、回路図作成から部品発注までの一連の流れを既存のデータベースシステムと組み合わせることによって、実現するアプリケーションです。
■ODBCデータソースアクセス機能
基本的には、Capture CIS でデータソースに直接アクセスし、部品の配置を行います。ネットワークに繋がっていない場合、ローカルのパーツを使用して回路図を作成し、ネットワークに接続した時に同期を取ることが可能です。また、逆に回路図で使用しているローカルのパーツを一括してデータベースに登録することも可能となっております。
■クエリー検索機能
データベースを検索する際に便利なクエリー機能を搭載しております。通常のクエリーと異なり、k(キロ)やM(メガ)等のスケールサフィックスにも対応しております。また、複数のクエリー条件によるAND検索にも対応しており、高度な絞り込みが可能となっております。
例:「抵抗値が1kΩ、誤差が5パーセント以下、単価75銭以下、生産完了していないパーツ」のような検索を行うことができます。
■バリアント機能
1つの回路図に複数のバリエーションを持たせることが可能です。
例1:電源回路を50Hzの場合と60Hzの場合に分ける。
例2:回路を日本国内用と海外輸出用で分ける。
また、バリアント機能を使用した場合、標準回路との相違点を一覧で表示することができます(バリアントレポート表示機能)。
■部品表の出力
Capture CISでは、Capture標準の部品表出力機能に加えて、データベースアクセス機能を持ったCADシステムならではの部品表出力をサポートしております。
形式1:標準形式によるスプレッドシートビューの部品表生成機能
形式2:Crystal Report形式を使用した定型書式部品表生成機能
Crystal Reportは、Seagate Software社が開発する、データベースレポート生成のためのソフトウェアです。Capture CISでは、Crystal Reportsのレポート表示部分をプラグインし、定型フォーマットでの部品表出力を可能にしております。この機能を使用することにより、部品発注書の作成、コスト表の作成、バリアントごとのコスト比較など、効果的に部品表作成を行うことができます。
また、部品表の出力フォーマットとして、標準のテキスト出力をはじめ、HTML、Microsoft Word、Microsoft Excelなどの各種フォーマットをサポートしています。
詳しい説明はメーカーホームページ
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