地図、国土数値情報の活用と外部プログラムとの連携機能(BIMデータ、SketchUpデータ)を追加!
新バージョンでは、直接印刷や影のアニメーション表示などの印刷機能や表示機能を強化し、さらにWindows 64 ビット版に対応することにより、大規模な建物データも快適に処理できる機能も強化しています。
BIMデータの読み込み
IFCデータを読み込み、壁・スラブ・柱・梁などの部材を建物データとして読み込めます。
定義されている方位や緯度経度情報をそのまま利用できます。
国土数値情報の活用
国土交通省がインターネットで公開している国土数値情報ダウンロードサービスからダウンロードしたデータを用いて、緯度経度から用途地域・建蔽率・容積率が取得できます。
Windows 64 ビット版に対応
PCに搭載しているメモリーを有効に利用でき、大規模・大容量なデータでも快適に作業できます。
ボリューム検討から法規チェック、さらに環境シミュレーションまでカバー
LAB-SSは、建築設計の企画から実施設計までのさまざまなシーンで活用できる環境系統合ソフトウェアです。
建築計画時の最大ボリューム検討や、確認申請に必要な日影・斜線・天空率計算だけでなく、省エネルギー、環境配慮のための日照・日射シミュレーションやプレゼンテーションにも利用できます。
また提出図書を見栄えの良いレイアウトで迅速に印刷でき、ナビゲーションに従ってマウスで簡単にモデリングできる優れたインターフェースを備えており、作業が快適に行えます。 さらにBIMデータやCADファイルを利用することで入力作業を大幅に軽減でき、Windows 64 ビット版への対応でPCに搭載されたメモリー空間を有効に利用できます。
豊富な印刷機能
LAB-LAYOUT 画面に表示されている図を素早く印刷する機能に加え、柔軟な印刷レイアウトを行えるLAB-LAYOUTも搭載。カスタマイズ可能なテンプレートファイル(書式指定を行ったマスターシート)を指定することで、提出図書の出力、レイアウトが簡単に行えます。
建築基準法にのっとった提出図書を過不足なく出力できます。
BIM・CADデータの利用
BIMの国際標準フォーマットであるIFC形式に対応し、建物形状・敷地データだけでなく、IFCデータで定義された方位や緯度経度情報を読み込むことができます。
またCADデータを敷地や建物の入力データに変換したり、下書き用のトレース図としても利用できます。
SketchUpの図形も建物データとして取り込むことができます。
画像データの利用
画像ファイルもCADデータと同様、下書き用のトレース図として利用可能です。FAXで送られてきた敷地をスキャナーで取り込んでトレースできます。
地図、国土情報の活用
国土数値情報ダウンロードサービス(http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/)に対応し、敷地の緯度経度から用途地域・建蔽率・容積率を取得できます。
また、敷地の位置をGoogleマップ上に表示することができます。
対応ファイル形式 |
CAD |
mps、mpz、mpx、mpw、mpp、dwg、dxf、jww、jwc、sfc、p21 |
画像 |
bmp、jpg、jpeg、tif、tiff、png |
その他 |
ifc、skp |
日照時間・日射量の検討
指定位置での日照時間、日射量の確認
計画建物が周辺建物に及ぼす日射の影響について、算定点を指定して計算することができます。1時間から1年の期間を指定でき、ヒストグラムの表示や計算値のテキスト出力が可能です。
面への日射量
面への日射量 任意の面を指定して1日分の日照時間、日射量を計算します。
矩形のメッシュごとに計算され、色分布画像として表現します。
平面だけでなく垂直や斜めの面の計算も行えます。
日射の遮蔽効果の確認
日射の遮蔽効果の確認