■製品概要
・ZW3Dminiとは
ZW3D Mini は、高いコストパフォーマンスの3次元CADとして既に実績のあるZW3D Standardの基本モジュールをベースにトランスレーター機能とサーフェースモデリング、モーフィング(機能)、シートメタルデザイン機能などを除き、必要かつ十分な機能を提供するミッドレンジ3次元CADです。
*ZW3D Mini は1年間のサポート費用が含まれます。(メール対応のみ)
*ZW3D Miniは、次期バージョンへの無償バージョンアップの対象とはなりません。
・直感的に選択できるように配置された初心者にもわかり易いスタイリッシュなユーザーインタフェースを提供
・IGES,STEP,DWG/DXF,VDA,STLなどの中間ファイルの出入力をサポート
・ジオメトリ拘束や寸法拘束をサポートするインテリジェントスケッチ機能を搭載
・スケッチと押し出しや回転を利用して基本的なソリッドモデリングや、2D図面データを直接利用したモデリングで、容易に3D形状を構築
・協会の修正。欠損面修正などインポートした図面データを自動修正する強力なヒーリング機能で3Dデータの品質を向上
ZW3D Mini /Standard /Professional 機能比較表
●データ変換
一般的な中間フォーマットおよびネイティブデータに対応 |
入出力ファイルフォーマット対応表(ZW3D2016 Mini)
データ |
バージョン |
拡張子 |
IN |
OUT |
IGES |
5.3 |
Igs, Iges |
○ |
○ |
Parasolid |
7〜28 |
x_t, x_b |
○ |
○ |
STEP |
AP203・214 |
stp, step |
○ |
○ |
ACIS(SAT) |
R7〜R26 |
sat, sab, asat, asab |
X |
○ |
STL |
− |
stl |
○ |
○ |
DXF/DWG |
R11〜2013 |
dxf, dwg |
○ |
○ |
VRML |
− |
wrl |
○ |
○ |
画像 |
− |
jpg, bmp, tiff, gif, png |
○ |
○ |
Pdf(2D, 3D) |
− |
pdf |
X |
○ |
|
●モデリング
2D図面を参照しながらの3Dモデル化 |
ZW3Dならではの操作性のよさを活かして、2D-CADのデータをもとに、3Dモデルを簡単に作成。既存の図面資産を有効に活用。 |
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寸法拘束による形状変更・最適化設計 |
完全パラメトリック対応カーネルを採用しているため、ヒストリをもとにしたモデル修正も短時間かつ容易に作成可能。
また、最適化設計により要求された数値仕様に基づいた形状に自動変更。とりわけ意匠デザインで数値制約条件を考慮した設計を支援。制約条件で数値を変更し ながら設計の検討が容易。形状を決定する変数として最大6個までの条件変数を設定可能。変数値を変化させることで解を導き出す。 |
●スケッチ
スケッチのための豊富な機能を搭載 |
スケッチカーネルにはD-cubeを採用。
線分や円、円弧、楕円、長方形など基本要素だけでなく、スプライン、多角形、フィレット、面取り、オフセットなど作図効率を高めるコマンドを搭載しています。
必要であれば、作図後に図形に一括で寸法および幾何拘束を与えることができるため、拘束を気にせず自由に作図することができます。
マウスドラッグによる図形のダイナミック変形機能も搭載。
既存アセンブリパートや作成中モデルを参照しながら、隣接部品や要素を作図することが可能。 |
●ヒーリング
正確なトポロジーチェック |
驚くほど短時間でのトポロジーチェックを実現。モデルに対してユーザが指定した公差で頂点、エッジ、フェースの不正箇所と自動修正を行ないます。 |
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エッジ接合 |
離れた2対のエッジを指定し、エッジを接合します。トリムや延長などの煩わしい処理から解放されます。 |
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微小エッジの削除 |
ソリッド化に問題を起こす微小なエッジを自動検出し、削除します。 |
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穴埋めコマンド |
フェースが欠落した箇所の隙間にフェースを作成します。隣接との接続性を考慮し、滑らかに作成することができます。 |
●図面
3Dと2Dの連携 |
3Dモデルを作成後、図面用紙を選択するだけで自動的に2D図面に展開。図面作成の時間を大幅に短縮します。 |
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断面図/寸法 |
要素を指定するだけで寸法タイプが自動切換え。さまざまな寸法条件の自動配置によって、素早く図面化、任意の個所を指定した断面図を簡単に作成可能。 |
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図面上での3Dシェーディング |
2D図面上にシェーディングされたモデルの3D画像を表示。ビジュアルでわかりやすい画面が作成可能。 |
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部品表・穴テーブル |
部品表と穴テーブルの自動作成が可能。 |
●レンダリング
高画質レンダリング |
モデルのプレゼンテーションに効果的に利用でき、ドラフトアングルやコントラストを任意に調整した高画質のレンダリングが行なえます。 |
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